中京競馬場の歩み・歴代優勝馬・コース情報・歴史

Chuukyo keibajyo

中京競馬場の歴史

Chuukyo keibajyo

・1950年地元間米の旧地主である成田孝らの働きかけにより国営競馬場の設置が決定。

・1953年竣工。第1回中京競馬が開催。

・1970年旧メインスタンド完成。砂コースが芝コースに改修。

・1974年調教用コースがダートコースに改修。

・1993年旧メインスタンド改修、スタンドの西側に隣接する塔型の建物ツインバットの完成。

・2010年旧メインスタンドを春の開催終了後解体。

・2012年新スタンド、ペガサスが竣工。3月3日の第1回中京競馬でグランドオープンした。

地方競馬の開催

1953年に国営競馬の中京競馬開催が開始されると、10月8日から愛知県競馬組合が主催する地方競馬も始まった。

しかし、1993年の施設改修後に利用料が大幅に値上げされたため開催日数は徐々に減少、2002年の正月開催を最後に中京での地方競馬開催は休止しています。

ただし開催権は引き続き愛知県競馬組合が保持しており、地方競馬全国協会でも地方競馬の競馬場のひとつとして明記しています。

名古屋競馬株式会社

中京競馬場はJRA直営の他の9つの競馬場とは異なり、スタンドの一部を除き所有し、名古屋競馬株式会社が施設を整備してきています。

この会社は競馬法により、東海地方に国営競馬(現在の中央競馬の前身)の開催場をという声に応えるため、1952年8月に設立された。翌1953年8月に競馬場が完成。

農林省と施設貸借契約を結び、第1回の中京競馬を開催することになった。

現在は、所有する競馬場の諸施設の修繕の他に、競馬場近接地にある競馬客用駐車場の管理・運営を行い、JRAの行う競馬開催日のイベント・PR活動に協力している。

中京競馬場のコース紹介

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芝コース

直線距離高低差発走距離
412.5M3.5M1200M、1300M、1400M、1600M2000M、2200M、3000M
コース1周距離幅員
1705.9M28~30M
1724.8M25~27M

ダートコース

1周距離幅員直線距離高低差発走距離
1530M25M410.7M3.4M1200M、1400M、1800M、1900M2500M

障害コース

発走距離3000M、3300M(A)、3330M(B)3600M、3900M(A)、3940M(B)
1,2,3,5,7号障害ハードル(片面竹柵)高さ1.30M(竹柵0.5M)幅1.55M
4号障害ハードル(可動式障害)高さ1.20M(竹柵0.5M)幅1.15M
6号障害ハードル(可動式障害)高さ1.20M(竹柵0.5M))幅1.80M

中京競馬場は左回りの競馬場です。

かつてはローカルな形状(ほぼ平坦、小回り、直線も短い)をしていたが、敷地を拡張して大規模なコース改修工事が行われた結果、芝コースの1周距離は1600Mから1705.9M(A)に、直線の距離は313.8Mから412.5Mにそれぞれ延伸され、直線には坂も新設され、2012年3月のリニューアルオープン以降は従来のイメージを一新するユニークな競馬場に変身し、標準以上の大きさになりました。

芝コースの高低差3.5M(ダートコースは3.4M)も中山、京都に次いで三番目。起伏の構成はゴール地点からなだらかな上り勾配が続き向正面の半ばあたりで最高点に達する。

そこからは直線の入口にかけてなだらかに下り(3,4コーナー芝・ダート共にスパイラルカーブ)、新設された急坂に差し掛かる。

直線に向いてすぐの地点に設けられているこの上り坂の勾配は2%(高低差約2M)。

急な坂を駆け上ってなお、ゴールまで200ままりあります。芝・ダートとも差し、追い込み馬が活躍していることも見逃せません。

7月開催の芝コースは雨等の影響もあり馬場の傷みが進行しやすく、パワータイプの馬が目立つようになる。

馬場コンディションには目を光らせましょう。

中京競馬場の開催日

2020年2月29日

3月 1日、7日、8日、14日、15日、28日、29日

9月12日、13日、19日、20日、26日、27日

10月 3日、 4日

12月 5日、 6日、12日、13日、19日、20日

中京競馬場の重賞レース

G1レース 

・高松宮記念

・チャンピオンズカップ

GⅡレース

・東海ステークス

・金鯱賞

GⅢレース

・愛知杯

・ファルコンステークス

・CBC賞

中央競馬は、現在新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客競馬を実施しております。

1日も早く終息し、競馬ファンとして競馬場で安全に観戦できることを願っております。