新潟競馬場の歩み・歴代優勝馬・コース情報・歴史

新潟競馬場の歴史

・1901年新潟市内の関屋地区に直線のみの競馬場が開かれる。
・1937年日本競馬会の競馬場となる。
・1943年戦争の激化に伴い開催を中止。
・1949年新潟県が、当時の所有者である国から競馬場の施設を借り受け新潟県競馬の開催が始まる。
・1964年信濃川の関屋分水路を開削する工事を始めるにあたり、その代替え地捻出のため関屋競馬場を廃止。跡地はその後、工事に伴う代替住宅地として再開発された。JR越後線・関屋駅周辺には、競馬町踏切、競馬町マーケットなど往時を匂わせる名称が残っています。
・1965年5月14日郊外の北蒲原郡豊栄町笹山(新潟市北区笹山ー現在)に移転した。中央競馬主催による開催が復活、県競馬の開催もスケジュールを調整し、引き続き行われることになった。7月10日に移転後初の競馬が開催された。
・1999年馬場・スタンドの改修工事に着手。
・2002年1月4日この日をもって県競馬の開催が事実上廃止。これにより地方競馬との共用から中央競馬単独の競馬場となった。
・2007年8月18日・19日の両日馬インフルエンザの影響により2日間開催を中止。
・2012年大型映像装置更新工事竣工。
新潟競馬場のコース紹介

芝コース
直線距離 | 高低差 | 発走距離 |
358.7M(内回り)658.7M(外回り) | 0.8M(内回り)2.2M(外回り) | (直線)1000M(内回り)1200M、1400M、2000M、2200M、2400M(外回り)1400、1600M1800M、2000M、3000M3200M |
コース | 1周距離 | 幅員 |
A | 1623M(内回り)2223M(外回り) | 25M |
B | 1648.1M(内回り)2248.1M(外回り) | 21M |
出走可能頭数・Aコース18頭(外1400Mのみ16頭)、Bコース16頭(外1400Mのみ14頭)
ダートコース
1周距離 | 幅員 | 直線距離 | 高低差 | 発走距離 |
1472.5M | 20M | 353.9M | 1.6M | 1,000M、1200M、1700M、1800M、2500M |
・出走可能頭数・1000M12頭、1700M13頭、1200M、1800M、2500M15頭
障害コース
発走距離 | (外⇒内) | ・Aコース=2850M、3250M |
(外⇒内) | ・Bコース=2890M、3290M |
1~4、6~8号障害 | ハードル(片面竹柵) | 高さ1.3M 幅1.55M(竹柵0.5M) |
5号障害 | ハードル(可動式障害) | 高さ1.2M、 幅1.15M(竹柵0.5M) |
・出走可能頭数・14頭
国内初となる直線コース(芝1000M)を新設した上に、従来の右回りを左回りに作り変えるという大掛かりなコース改造を竣工した2001年夏以降、新潟競馬場は多彩な顔を持つ競馬場に生まれ変わりました。
日本最大のスケールを誇る芝外回りコース2223M(A)という1周距離は日本最長、658.7Mという直線も、東京より130Mも長い。
この長い長い直線を騎手も意識するため、外回りコースのレースでは序盤から中盤にかけてはゆったりとしたペースで流れ、直線の末脚比べに持ち込まれるケースが多い。
3コーナーと4コーナーにはスパイラルカーブ(内回りコース、ダートコースも同じ)。
外回りコースではここに高低差1.6Mほどの緩やかな下り勾配ももうけられているので、馬たちは自然と勢いがついて直線に向く。
このため、レースの上がりタイムは速くなるのが常。
しっかりとした決め手をもつ馬でなければ、なかなか勝利には手が届かない。
芝内回りコースも大きい、Aコース使用時、一周距離は1623Mと標準なサイズですが、直線358.7Mとかなり長い。
ダートコースの直線の長さ353.9Mもかなり長い、ダートでは逃げ、先行タイプが優勢ながら、芝の内回りコースでは差し馬が水準以上の成績を残しています。
内回り及びダートコースの直線も決して短くはないこと、水はけの良さには定評があり、雨の影響をうけにくい事、また新潟競馬場だけが年中オール野芝で開催されていることを頭にいれておきましょう。
新潟競馬場の重賞レース
GⅢレース
・新潟大賞典(春の第1回開催で唯一行われる重賞レース)
・アイビスサマーダッシュ(サマースプリントシリーズ第3戦・中央競馬で最も距離が短い平地の重賞レース)
・レパードステークス
・関屋記念(サマーマイルシリーズ第2戦)
・新潟2歳ステークス
・新潟記念(サマー2000シリーズ最終戦)
J-GⅢレース
・新潟ジャンプステークス
新潟競馬場の開催日
2020年5月9日、10日、16日、17日、23日、24日
2020年10月10日、11日、17日、18日、24日、25日
新型コロナウイルス感染拡大防止の関係で、無観客競馬が実施されていますが、速く終息し、競馬場で観戦できることを願っております。