小倉競馬場の歩み・歴代優勝馬・コース情報・歴史

ogura keibajyo

小倉競馬場の歴史

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1907年 社団法人東洋競馬会が設立され、競馬場施設会社として東洋馬匹改良会社を設立、福岡県遠賀郡戸畑町字名古屋崎に戸畑競馬場を建設。

1908年 7月には多くの観客を集めた。10月に馬券発売が禁止されてしまい、競馬場は閑散となった。

1910年 日本の競馬は政府の補助金で運営される補助金競馬時代に入り、政府の方針で東洋競馬会は解散、戸畑競馬場は新たに設立された社団法人小倉競馬倶楽部が引き継いで競馬を開催。

1915年 小倉競馬倶楽部は旧東洋製鉄から戸畑競馬場の用地買収を望まれ、小倉競馬倶楽部は三萩野に土地を買い移転した。

1919年 戸畑競馬場は三萩野に移転した。

1923年 競馬法制定で馬券が売れるようになりこれ以降競馬は発展していく。拡大する競馬の規模に三萩野競馬場は手狭になり、競馬場を移転することになった。

1931年 春、新築なった小倉競馬場、競馬場は以降、開催規模・観客数を伸ばしていく。

1937年 小倉競馬倶楽部は解散、競馬場は日本競馬会小倉競馬場となる。

1943年 戦争激化により中断。

1947年 競馬場再開

1948年 国営競馬となる。

1954年 日本中央競馬会小倉競馬場となる。

小倉競馬場のコース紹介

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芝コース

直線距離高低差発走距離
293M3M1000M、1200M、1700M、1800M、2000M2600M
コース1周距離幅員
1615.1M30M
1633.9M27M
1652.8M24M

ダートコース

1周距離幅員直線距離高低差発走距離
1445.4M24M291.3M2.9M1000M、1700M、2400M

障害コース

1周距離1309M
襷距離415.7M
幅員16~20M
高低差3.8M
発走距離2860M、3390M
1,2,5号障害いけ垣(両面飛越)高さ1.4M 幅2.2M(いけ垣1.2M)
3号障害いけ垣(片面飛越)高さ1.4M 幅1.85M(いけ垣1.35M)
4号障害バンケット高低差2.76M長さ81.2M
6号障害竹柵(片面飛越)高さ1.2M~1.4M幅1.85M(竹柵1.2M)
7号障害水ごう高さ1.2M 幅4.0M(いけ垣1.0M 水ごう2.7M)
8号障害ハードル(可動式障害)高さ1.2M 幅1.15M(竹柵0.5M)

1615.1Mという芝K-スの1周距離は(A)は、福島競馬場に次ぐ小ささ。標準的な長さといえる直線(293M)に坂は設けられていない。

小倉競馬場は、平坦、小回りを地で行く、いかにもローカル場らしい競馬場といえます。そんな小倉に2つの特徴があります。

一つは2コーナーに小高い丘がもうけられていること。芝コースの高低差は3Mに及ぶ。競馬場全体がフラットに作られているわけではありません。

芝コースの起伏構成について詳細に見ていくと、ゴールラインから2コーナーにかけて緩やかな上りが続き、ここで上ったぶんを2コーナーから向正面、さらに3コーナーにかけて下るレイアウト(3コーナー手前にわずかな上がり勾配がつけられている)その3,4コーナーにはスパイラルカーブが導入されており、直線は平坦2コーナーの奥のポケット地点からスタートした後、ゴールまで上り勾配を走る局面がほとんどない芝1200Mでは、スピードの絶対値が問われます。

実際、芝コースのレースでは逃げ、先行タイプが明らかに優勢を誇り、極端な追い込みはあまり決まってない。

ただし中長距離戦では2コーナーでペースが緩みがちなこと、そのためもあってか、まくった馬の活躍が水準以上に目立つことも頭に入れておきたい。

一方のダートコースは1周距離が1445M、直線の長さ291.3Mで、福島競馬場とほぼ同じサイズ。

全体の高低差は2.9M、2コーナーの丘から4コーナーにかけて下り、残り400M地点から直線にかけて緩やかな上り勾配(高低差0.6M)が続く。

このように起伏の構成は微妙にことなるものの、芝コースと同様に、極端な追い込みはあまり決まっていない。

逃げ先行タイプが優勢。差し馬なら中段程度につけられる馬を狙いたい。

天候にもよりますが、総じて馬場は傷みにくく、開催の終盤に差し掛かっても走破タイムは、速い傾向にある。

小倉競馬場の重賞レース

GⅢレース

・小倉大賞典

・小倉記念

・北九州記念

・小倉2歳ステークス

J-GⅢレース

・小倉サマージャンプ

小倉競馬場の開催日

2020年

1月18日、19日、25日、26日

2月 1日、 2日、 8日、 9日、15日、16日、22日、23日

8月15日、16日、22日、23日、29日、30日、

9月 5日、 6日、

中央競馬は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在無観客競馬を実施しています。

一日も早くこの病気が終息し、安全に観客席で競馬を楽しみたいと思います。